ヘキサロック工法
中・大規模橋梁用 ヘキサロック
小規模橋梁用 ジョイントバスター
背面処理工
ノージョイント化 設計のポイント
メカニズム
適用範囲
構造
環境対策工事
現場レポート
ホーム環境対策工事
環境対策工事

環境対策工事

橋梁周辺における震度3相当の振動を、人が感じないレベルまで大きく低減。

工事概要

近年の交通量増大により、市街地を高架構造で通過する橋梁周辺に居住されている方々から、家屋の振動や戸・ふすま等建具のがたつきに関する苦情が多く寄せられるようになりました。
これらの苦情を解消し、橋梁周辺の居住環境を改善するために環境対策工事を実施。弊社のヘキサロック工法が採用されました。

事前調査

地盤振動調査の結果、振動は車両が橋梁の伸縮装置(ジョイント)を通過するときに発生し、特に縦振動が大きいことが判明しました。
測定した振動の最大値は82dB(震度3の地震に相当)で、人が感じることができる振動の知覚限界値72dBを10db程度越えていました。

グラフ:対策工事前の地盤振動測定結果

家屋振動の原因は伸縮装置

事前調査の結果、家屋に振動を与えている主な原因は、橋梁の伸縮装置(ジョイント)にあり、これを通過する際に車両が発する衝撃が、橋脚・地盤を伝わり家屋に影響を及ぼしていることが判明しました。

着工前の既設伸縮装置(ジョイント)
着工前の既設伸縮装置(ジョイント)

橋梁概要

橋長 242.0m(3径間連続鋼箱桁橋121.73m+2径間連続鋼I桁橋47.86m+3径間連続鋼I桁橋71.8m)
A1部 橋台可動部 遊間量:190mm 伸縮桁長83.81m(37.81+46.0)
P3部 橋脚可動部 遊間量:160mm 伸縮桁長61.84m(37.92+23.92)
P5部 橋脚可動部 遊間量:130mm 伸縮桁長47.87m(23.94+23.93)
A2部 橋台可動部 遊間量:130mm 伸縮桁長47.87m(24.00+23.87)


対策方法及び目標

振動の原因となっている伸縮装置(ジョイント)を埋設化して橋の継ぎ目・段差をなくし、橋面舗装を連続化するため、ヘキサロック工法を実施。 工事後、振動加速度10dB(周波数63Hz帯において)の低減を目標としました。

事後調査結果

工事終了後調査の結果、振動加速度最大27dB減と目標の10dBを遙かに上回る結果を得ました。
ヘキサロック工法施工による効果は、知覚限界レベルを大きく下回るという数値上のことだけではなく、実際現場でも体感できるほどであり、沿道住民が振動を感じる頻度は大幅に少なくなったといえます。
今回本橋梁において行った環境対策工事は、目標を十分に満足する結果を得られたと考えています。

グラフ:対策工事後の地盤振動測定結果
© Japan Cons-Tech Co., Ltd. All Rights Reserved.